2021年3月12日
忘れない3.11
東日本大震災から10年。なんとなく一区切りのような気がして、そんなテレビ番組も多くみられました。でもきっと、被災者にとっては区切りなどなく、ずっと続いている現実なのではなのだろうな…。被災者でなければわからない痛みや悲しみに、被災者でない私達は、被災者の声に耳を傾け、想像力を働かせることでしか、近寄ることは出来ないのではないか、と思います。
今私達は、災害を他人事と思わず、いつ、誰に襲いかかるかわからないものだと認識し、いかに被害を小さくするか、どうやって自分の命を守るか、何をしたら家族の命を守れるか、をやはり想像力をもって準備することが大事なのだと思います。どうにかなる、では守れない。事前準備で守れる幅はかなり広がります。
このタイミングで私の住む市から最新のハザードマップが届きました。地震の場合、水害の場合の危険度、避難所の情報、備えの具体例などが書かれています。非常に参考になります。当然といいますか、残念ですが、ペットとの避難については、ほんの半ページの記述で、飼い主が管理してください、とあります。同行避難は可能でも、避難後は飼い主の責任です。ペットを守るためには何をすべきか。飼い主としてまずは最善を尽くす覚悟を持って、出来る限りの準備をしてほしいと思います。