
2020年7月22日
【葛飾区の場合】ペットと一緒に避難所へ避難できるの?ケージは必要?
-
同行避難と同伴避難って何が違うの?
「同行避難」とは、ペットとともに安全な場所まで避難する行為を指します。同行避難の後の避難所生活については、ほとんどの自治体で避難所での人間と動物のスペースは分けられています(補助犬は例外)。
一方「同伴避難」とは、ペットとともに避難した被災者が、避難所の中で一緒に避難生活を送ることです。大きく異なりますので注意が必要です。
-
そもそも、葛飾区では避難所へペットと一緒に避難できるの?
同行避難OK
(飼い主がケージ等を準備)
-
避難所に一緒に避難できる動物は?
犬・猫・うさぎ・フェレット・小鳥・ハムスター等
(家庭において一般的に飼育されている動物)
※人や動物に危害を加えるおそれのある飼育動物、ケージ(片手で持ち運べる大きさ)に収まらない大型の飼育動物は受け入れ不可。
-
ペットはどのような場所で管理されますか?
避難所ごとに避難所運営会議で検討・決定
-
災害時にペットが負傷してしまったらどうするの?
応急措置が可能
東京都獣医師会葛飾支部に加入する動物病院に協力をいただき、負傷動物の治療を行う。
-
葛飾区ではペットを連れた防災訓練は行っていますか?
行っていない
平成28年11月に旧松南小避難所開設訓練と併せて同行避難訓練を実施したが、近年はペット同伴での訓練を実施していない。
-
関連リンク
避難所における動物飼育のガイドライン(葛飾区)
http://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/023/835/gaidorainnr206.pdf
葛飾区防災マップ(葛飾区ホームページ)
http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000063/1004029/1004751/index.html
『同行避難』するために・・・日ごろからの備えが大切です(東京都福祉保健局ホームページ)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/aigo/bousai/doukou-hinan.html
人とペットの災害対策ガイドライン(環境省)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002/0-full.pdf
避難所データ 葛飾区(シンクボックス株式会社)
https://www.think-box.co.jp/evacuation_data/katsushika_tokyo/
-
葛飾区におけるペットとの同行避難について、思ったこと
ペットとの同行避難訓練を平成28年に行ってから近年では行っていないとのことが気になります。またケージの備蓄が無いのも残念です。また、大型犬等の受け入れをお断りしているとの記述がありますが、改善を検討していただけたらと思います。

災害はいつ起こるかわかりません。
家族の一員であるペットの避難のこと、具体的に考えていますか?
お住まいの地域、お近くの避難所ではペットとの同行避難が可能かどうか、飼い主の責任として知っておく必要があります。
※2020年6月現在の情報です。変更される場合もあります。