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2020年12月23日

ペット防災 ②飼い主備え2

では、どう備えたらいいのか? 実際に被災したことがない私達は、初めての避難の状況も想像するしかありません。自分で出来ることは、今住んでいる場所の避難場所の確認、ペットを連れて行けるのか、どのくらい時間がかかるのか、などを調べることです。とりあえずそこから始める、そうして動いてみると、分からないことは何かがわかります。避難所の情報は、自治体のホームページに必ず記載されています。次に、備えて置くべきモノを準備します。自分のためのものももちろん必要ですが、避難所では人のための物資はある程度手に入ることもあります。ですが、ペットのためのものはないと思っていいた方がいいと思います。常備薬、フード、トイレ用品、脱走を防ぐリードやハーネス、万が一脱走してしまった場合に探し出すためのペットの写真など最低限のものは用意しておきましょう。

ここで、迷うのがケージの是非です。避難する際にはともかく急げ!で普段動物病院に連れて行く時のキャリーバッグやリュックで同行避難するかと思われます。その先、避難所で動物を受け入れてくれるとしても、キャリーバッグやリュックに入れたまま、というのはペットにとってかなりのストレスです。避難所によっては、ケージがあれば受け入れる、というところもあるそうです。1日では帰れない場合、ペットにも、ある程度のスペースのケージを用意しておいてあげて欲しいと思います。

ペットの命を守るためにペットの居場所を確保する、そのために私達「猫のとびら」は、避難の際に特化したケージ”いっしょに避にゃん”を開発したのです。